さきおり葬儀社

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チベットに根付く鳥葬という葬儀形態

世界でも類を見ないチベットの鳥葬

世界には、国によっていろいろな葬儀形態があります。
その中でも特に異質だと思われているのが、鳥葬というものです。
これは、チベット仏教にて行われるのものです。

チベット仏教では死後の魂は転生するため肉体を鳥に与えるのです

鳥葬はチベット仏教の「魂を肉体から分断し解放する」という考えのもと、鳥に遺体を食べてもらう、という葬儀方法です。
日本人はなかなかそう思えないのですが、宗教上は、魂の抜け出た遺体を「天へと送り届ける」ための方法として行われており、鳥に食べさせるのはその手段に過ぎないと考えられているのです。
ちなみに、現在の日本では、刑法190条の「死体損壊罪」に触れるのでこのような葬儀方法は禁止されています。

遺体を切断して鳥が食べやすくするなど、精神的に抵抗が強いのも事実

鳥葬の手順ですが、まず死体を郊外の荒地に設置された鳥葬台に運びます。
それを断片化していくのです。
これは、死体を断片化する事で血の臭いを漂わせ、鳥類が食べやすいようにし、骨などの食べ残しがないようにする為に行うものです。
しばらくすると、かなり大きなハゲタカや、ハゲワシ、コンドルなどの大きな鳥が来て食べ始めます。
あとは、見事に何も残らずに、綺麗に骨まで片付けてくれるのです。

日本人のツアー客が見に行くこともあるそうです

この鳥葬は、本来は、見て楽しいものではありませんが、観光目当てにツアーのなかに組み込まれて、やや高めな値段で販売されているのです。
なぜか、日本人に大人気なのだそうです。
考えてみると、死というものを目の前でリアルに体験することは、ある意味で、人生感が変わってしまうかもしれません。
日本の場合は、棺おけの中に入れられて釜の中にいれて、次に出てくるときはすべて骨になっている状態を見るだけです。
土葬ならば、そのまま、埋めてしまうだけだからです。
これが、もし、実際に死体が砕かれて食われているところをリアルに直視するとしたら、相当のカルチャーショックでしょう。
みなさんも、この鳥葬に興味があるのならば、死を身近に感じるという意味でご覧になったらいかがでしょうか。

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